実績紹介
株式会社コスモ経営実績紹介
㈱コスモ経営の実践経営支援は、やり方を提供するだけでなく、一部代行するところまで行います。 なぜなら、依頼される企業様の抱える問題は、社内に適当な担当者がいないことに起因していることが多く、実際にしくみを動かす入口段階まではやらないと、変革には至らないからです。ここではそのうちの、いくつかの事例をご紹介いたします。
１. 収益体質の実現に向けた社内の仕組み作りと経営幹部の育成
製造業 従業員数 30名
依頼内容
得意先は大手の鋳造関係の企業であるが、国内生産量の減少などの影響を受け受注量が縮小、限界利益率の低下、その結果として財務状態が悪化し再建が必要となった。
支援内容
この企業は、受注生産をメインとした企業であり、得意先からの信頼は高かった。規模を追うスタイルから収益意識を高めるための仕組み作りと日常的に収益管理の向上を推進する幹部育成に注力した。同時に新規顧客の開拓活動に力を入れることで、受注の安定化を目指した。
支援結果
見積金額の若干のアップ、追加業務に対する丁寧な請求、内製化の推進などを中心にきめ細かな利益管理の実践を行い、限界利益率が10%以上改善した。 経営幹部の利益に対する意識が高まり、まだ道半ばとはいえ、金融機関からの信頼は回復した。
製造業 従業員数 120名
依頼内容
数期に及ぶ赤字経営で、売上高経常利益率10%を超える損失を計上。会社の清算まで考えた状態での企業再建の依頼である。
支援内容
緊急度が非常に高い中、現状認識、問題点の抽出を行い、労務問題など諸問題のトラブルに対しての未然に防衛策を構築した後にリストラの実行に踏み切る。その間に幹部社員に対して計数感覚を植え付け、内部体質の強化を進める。
支援結果
赤字受注の国内の加工業務を断り、空いたラインで今まで海外へ発注していたパーツの生産を内製化することにした。これは収益構造の大幅な改善となり、企業再建を果たす。幹部社員の意識改革も順調に進み戦略と数値でもの言える企業に変貌する。
製造業 従業員数 120名
依頼内容
人事制度が不明瞭であり、社内には評価に対する不平不満が蔓延していた。社員が会社を信用し、やる気になる人事制度の構築が急務であった。
支援内容
目標管理制度を搭載した職能給制度を提案し推進する。トップの意思を反映し、各部門の責任者とヒヤリングを行い社員の意見を取り入れた人事制度を構築する。人事制度導入にあたっては、社員一人ひとりと面談を行い落とし込みまでフォローする。
支援結果
社員から、非常に分かりやすい人事制度で、自分自身が何をしなければならないか明確になったとの意見が大半であり、賃金改定、賞与支給も適切且つスムーズに行われるようになった。（運用上の支援ももちろん行っております）
製造業 従業員数30名
依頼内容
トップの頭の中には、事業構想はあるのだが、具体的な計画はなく、社員には伝えられず、全てにおいてその都度、指示を出さねば進まない状態であった。社員は、任された仕事のみを行うようになり、幹部社員とよべる人材は育っていなかった。
支援内容
トップと議論の上、経営方針・経営目標設定し、具体的に部門へ落とし込みを行った。部門長には与えられた課題を達成するための手段を構築させた。トップの意思が反映され、部門ごと、担当ごとに取り組むべきテーマが明確化された。このことで、人材育成にも大いに役立つ中期経営計画となった。
支援結果
まず目に見える経営計画書で具体的な目標が出来上がったことにより社員の行動が変化した。目標を達成しようとする社員は、急速に成長し、トップと会社の将来を語れるように変貌した。
製造業 従業員数30名
依頼内容
現在の作業担当者が高齢で後継者が決まっていない、一人しかできないとういう工程や加工が多々あった。個人に依存する作業はリスクマネジメントの点においても課題であり、現在のモノ作りのノウハウを表した作業マニュアルの作成が必要であった。
支援内容
「全くの素人が、時間は多少かかってもなんとか作業ができるレベルのマニュアル」の作成を行う。マニュアル作成方法も同時に伝授し、新商品からは自社で行えるように指導を行った。同時に社内技能資格制度を構築し、人事評価制度と結び付けつつ従業員の技術向上に対する意識を高めることとした。
支援結果
作成した作業マニュアルをベースに作業指示を行うことでモノ作りが標準化され多能工化が推進された。また、作業改善の叩き台にも活用されている。社内技能資格についても検定試験などを行うことで皆が意識を高め、若手、中堅の技能が向上しつつある。
流通業 従業員 35名
依頼内容
当該企業は安定的な黒字体質の企業であるが、販売している商品に差別性はなく、中期的には今のままの商売では売上が低下していくことが予測されている。そこで、得意先に対して同業他社より一ひねりした提案を実践することで新たな収益源を創造していくことが必要であった。
支援内容
営業担当者の提案力を高めるための研修、ロールプレイングを実践。更に得意先への具体的な提案活動の実践に繋げていった。全体としては、研修とその内容に合わせた営業実践のフォローを、営業部長とコスモ経営のコンサルタントとが協力してする方法を取った。
支援結果
営業担当者からは「今まで自分たちが提案だと考え行っていたことが、提案ではなかったことに気づいた」との声があり、営業担当者の意識が大きく変化。提案活動が営業担当者の日常となるレベルに近づいている。
対象企業と支援内容
対象企業と実績内容